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レッスンの終わりに「Thank you for ○○.」

レッスンの最後に教科書を片付けている

 オンライン英会話レッスン時間の終わりには、やはり先生が優しくレッスンを付けてくれた事に対して“感謝の気持ちを伝えたい”と言う方は沢山いらっしゃると思います。

 しかし、英会話初心者の中には、「どのようにして先生に感謝の気持ちを伝えれば良いのだろう?」と考えている間にレッスン終了時間になってしまい、ついつい“何も言えないまま終わってしまう”何て言う事も珍しく有りません。

 そこで、ここでは「レッスン終了時にどのようにして先生に感謝の気持ちを伝えるか?」と言う方法を、英会話フレーズとして学んで頂ければと思います。

 もちろん、感謝を示す英会話フレーズと言うのは沢山ありますが、初心者の方のために「Thank you for ○○.」と言う1つのフレーズに絞って紹介してみたいと思いますので、是非この機会に覚えてみてください。

「Thank you」の簡単な解説

 日本での生活に「Thank you.」と言う言葉は既に入り込んでしまっており、もう“日本人で知らない人はほとんどいないだろう”と言えるほど有名な英会話フレーズの「Thank you.」ですが、なぜ「Thank you.」が「ありがとう」と言う意味なのかを知っている人と言うのはそう多くは有りません。

 実は、「Thank」と言う言葉は「(人に)感謝する、謝意を表する」と言う意味が有り、「Thank you.」とする事で、「あなたに感謝する」と言う意味になります。

 つまり、「あなたに感謝する」を、もっと日本語らしく言いかえた形と言うのが「ありがとう」になるので、「Thank you.」は「ありがとう」と言う意味になります。

「Thank you for ○○.」の表現

 次に、「Thank you for ○○.」と言う表現についてですが、「Thank you.」に「for ○○」と言う表現を付け加える事で、「○○について」と言う意味を付与させる事ができます。

 つまり、「Thank you for ○○.」と言うフレーズは、「○○について(○○をしてくれて)、ありがとう」と言う意味になります。

 このように「Thank you.」の語尾に「for ○○」を付け加える事で、「何に対して感謝を示しているのか?」を、相手に対してより明確に伝える事が可能になります。

 例えば、オンライン英会話レッスンの場合であれば、「Thank you for today's lesson.」とする事で、「今日のレッスンについてありがとう」と先生に伝える事ができます。

英語の歌で良く聞く「Thank you for ○○.」

 英語の歌などを聞いていると良く「Thank you for ○○.」と言う表現が使われている事に気付かれると思います。

 良く有る定番の使い方としては、「Thank you for your kindness.」と言うフレーズで、これは「あなたの優しさ」に対して「ありがとう」と感謝を伝える英語表現になります。

「Thank you for ○○.」を使いこなす

英会話レッスン後の黒板

 これまで「Thank you for ○○.」について簡単に紹介してきましたが、とても便利な英会話フレーズだと分かって頂いたのではないでしょうか?

 「Thank you for ○○.」と言う感謝を示すフレーズと言うのは、とても重要なフレーズであり、“会話をする双方にとって気持ち良いフレーズ”でもあります。

 そこで、もう少し「Thank you for ○○.」と言う表現について、例を紹介していきますので、実際に自分が使うケースを想定しながら使い方を模索して頂ければと思います。

 やはり世界を見渡してもトップクラスに礼儀正しい民族が日本人ですので、「Thank you for ○○.」の例文は、色々な場面で役に立つかと思います。

「Thank you for ○○.」の使用例

 「Thank you for ○○.」を使って感謝の意を示すケースとして“少し困ってしまう”のが、ホームステイなどでステイ先のファミリーにお世話になった場合です。

 それは、ステイ先のファミリーからは、生活方法を教えて貰ったり、食事の準備を教えて貰ったり、文化や英語だって教わる事も有り、「for ○○(~をしてくれて)」と表現すると、「○○をありがとう」、「あっ!○○もありがとう」、「そうだ○○についてもありがとう」と終わりが有りません(笑)。

 そんな時に便利な「Thank you for ○○.」は、「総合的な面でありがとう」と相手に伝える事ができる、「Thank you for everything.(色々(何もかも全て)ありがとう)」と言うフレーズです。

 ここで使われている「everything」は、「何もかもことごとく」と言う意味なので、「for everything」で「色々(何もかも)について」と言う意味になります。

 この表現は毎オンライン英会話レッスンの終了には言うには“少し大げさ”な表現になりますが、例えば、先生が職場を変わられてしまったり、自分の都合などにより、“お世話になった先生のレッスンが最後となる時”などに使うと、先生はあなたの成長も含めて必ず喜んで貰えるフレーズです。

「Everything」を忘れそうなら

 「Everything」と言う単語の意味を忘れそうなら、ミスターチルドレンの名曲「Everything(it's you)」歌を思い出してみてください。

 サブタイトルは“全てを君に捧ぐ”ですよね?

 直訳すると「何もかも(Everything)を、あなたに」、これで「Everything」の意味についてもバッチリですね!!

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